<2019年4月のひとりごと>

 
先日、京都産業大学陸上部のグランドで女子選手の練習を見学する機会があった。
エース級の2人の選手は別メニューで当日用意された練習に参加していなかった。
中堅どころと思われる選手5名が当日の練習メニューを行った。
その内容は、400mを90″のペースで5周、休まず400mを82″で2周、この繰り返しでトラックを35周、
計14000mの変化走である。
5000mの通過タイムは18′00、10000m36′00のペースで、最後まで設定どおりで走りきったのは2人だった。  

一定のペースでレースが流れるなか、揺さぶりやスパートに対応する能力を養う練習で、
距離を20000m程度に延ばせばマラソン練習に効果があるメニューでもある。

しかし、市民クラブでは、こんな練習を実施するのは極めて難しい。
なぜなら各選手のレベルに大きな格差があるから。

最近クラブで400mのインターバル練習を毎週水曜日に実施しているが、このメニューの導入にもかなり
決断力が要った。
各選手の実力が大きく違うため、どうやってタイムを設定し、各自のタイムを計るか、壁が高く実行に時間を要したが、今ではクラブの看板メニューになり定着している。  
実業団チームやトップクラスの大学の練習は、選手がほぼ同じ実力であることから練習メニューを立案
しやすい。
比べて市民クラブは年齢、勤務状態、走力、また各自の目標にも大きな格差があることから一筋縄では
いかない。
そんな市民クラブで12年間、事務局とコーチに就いた。

12年間でエネルギーは底をついたか!?といえばどうもそうでもない。

身体の奥底にまだ点火されていない、点火されれば大爆発するような原液が潜んでいるような気がする。
しかし、13年目を迎え、このまま、今のままではその冷たい原液に着火するのは容易なことではないように思えてならない。
そんなジレンマを解消するため、勇気を出して新しいことにチャレンジすることを決めた。
2020年、東京オリンピックが開催される記念すべき年に、新しい生き方をスタートする。
2019年はそのためのステップの年にしたい。  
ひとりごとの目次に戻る
協賛・関連団体


ただいま、
協賛・関連団体
募集中!!

▲このページの先頭に戻る

gai-ac.club/jita/wp-content/plugins/contact-form-7/images/ajax-loader.gif","recaptchaEmpty":"Please verify that you are not a robot.","sending":"u9001u4fe1u4e2d ..."}; /* ]]> */ 上競技団_files/jquery.form.min.js.ダウンロード">